園外保育 年長組
2024/06/13(更新日: 2024/06/13)
6月11日に年長児は、阪急豊中駅にうかがい、豊中駅の裏側を見学させていただきました。
また、質疑応答の時間を設けていただき、「駅員さんの昼食の内容」や「電車の構造」など、子どもたちが素朴に感じる疑問を駅員さんに質問させていただきました。
質問内容は事前に園児同士の話し合いで決定しました。
グループに分かれ、それぞれ質問したい内容を友達に説明し、話し合いの結果、各グループ質問を2つに絞り込みました。
今回の園外保育において、大切にしたことは、2つあります。
1つ目は、子どもが気になり探求したいと思う、知的好奇心に働きかけることです。
2つ目は、他者と話し合い物事を決める楽しさを知ることです。
これら2つを掲げた理由は、特に幼児期から働きかけることでより多くの効果を生み、認知能力(IQや学力などの数値化できる能力)の獲得にも影響を及ぼすといわれる、社会情動的スキル(非認知能力)の涵養につながると考えたためです(無論、長期的な働きかけが重要です)。
園外保育の<ねらい>は、さておき、子どもたちがいきいきと楽しそうに活動していたことが、良かったです。当園では、このことをなによりも大切にしています。
阪急豊中駅の関係者の皆さま、この度はお忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。
保護者会役員さん、クラス委員さんにおかれましては、引率いただきありがとうございました。
※社会情動的スキル(非認知能力)は、今回の園外保育のテーマに親和的な、好奇心や共感性などの心理特性を含む概念です。