宮入り

2024/10/31(更新日: 2024/10/31)

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今年も子ども達、保護者、神社関係者の皆様のご協力により、宮山幼稚園の御神輿を宮入りすることができました。心より感謝申し上げます。

毎年、年長児が宮入りを体験する一義的な目的は、地元の人たちが大切にする伝統行事への参加を通し、自文化(自身の考え)だけでなく、異文化(他者の考え)も同等に大切で尊いことを、子ども達に伝えることです。

世界はSDGsのスローガンにあるように、「誰一人取り残さない」社会を目指しています。そのような社会において、様々な背景を持つ人たちと上手く付き合うには、他者の考えを尊重し、自身の考えと折り合いをつけることが特に重要と言われます。

無論、宮入りに参加するだけでそのような姿勢が身につくとは到底思えませんが、このような考えの種を根気よく蒔き続けることで、やがて他者を大切にする人物に成長するものと考えます。

日々の保育においても、引き続き、「他者の考えを尊重すること」や「他者の考えと折り合いをつけること」を子どもたちと大切にしていきます。

理事長 向野授

 

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